見出し画像

ハイスペに足切りされないための婚活LINE術(TypeB)

結婚相談所マリアージュ・プリヴェ、代表の葉月です。婚活業界で仲人としてお仕事をする日々の中で、私には大好きな仲人さんが2人います。超有名婚活ブロガー!結婚物語。の仲人Tさんと、恋愛のカリスマ!さかなさん。
日々、SNSの発信等々で、このお二人からは影響されまくっております。

もちろん、私もプロとしてお仕事をしている以上、「影響されています」だけではなく、(僭越ながら)「(業界の優秀な仲人さん方から)葉月さん、やるな!」と思っていただける様な、そして会員様に「マリアージュ・プリヴェに入って良かった!」と思っていただける様な、婚活ノウハウをお届けしたいと思っております。

前置きが長くなってしまいましたが、今回、さかなさんの投稿された「モテる人に足切りされないための婚活LINE術」が本当に、本当に素晴らしかったので、私も婚活LINEについて書いてみたいと思います(さかなさんにも、Twitterで「葉月さんの回答も知りたい」と言っていただいたことですし)。

因みに、さかなさんの「モテる人に足切りされないための婚活LINE術」で私が一番感動したのは、さかなさんの婚活女性に対する優しさと気遣いの部分!

私は結構、基本的な考え方が「冷たいと誤解されやすい残酷なハイスペ男性」と似たり寄ったりだったりするので、あまりにも露骨にアドバイスし過ぎてしまう(言葉を選ばずに、「モテる男性はこう捉えるよ」と言ってしまう)ことがあって、日々反省中(ゴメンナサイ)。さかなさんの、優しい言い回しと婚活女性への配慮ある発言は、すごいなぁ・・・。

さて、会員様等の具体例を出して説明すると、また私は厳しいことを言い過ぎて、繊細な婚活女性をドン引きさせてしまう恐れがあるので、自分自身の過去の例を引っ張って来てお伝えしたいと思います(これなら誰も傷つかないよね?)。

以前、ブログにも少しだけ書いたことがあるのですが、私と夫(彼)の初回デートのやり取りについてです。

簡単に書いておくと:
私:当時ミドサーの崖っぷちバリキャリ
彼:私よりちょっとだけ年上の医師・初婚・イケメンとは言わないけど、清潔感はかなりあるタイプ(年収2000万~)

※私は潔癖症なので、清潔感は平均よりかなり上じゃないと無理だった。
(どう考えても、彼の方が格上よねぇ・・・)


お見合いから仮交際へ進み、ファーストコールで「お食事に行きましょう」ということになりました。その時に、彼が「お店の候補を探して、明日までにLINEしますね」と電話で言ってくれました。

だが、しかし・・・

待てど暮らせど、LINEは来ない。翌日になっても、LINEは来ない。
はい、ここで選択肢:



①自分からLINEする
②待つ


正解はどちらでしょうか?





「自分からLINEする」を選んだ皆様・・・

ゴメン!ドボンです。
「え?どうして?自分から連絡するって、これって気配りじゃないの?」って思いましたか?

うん、そうだなんだけど・・・
医師って、忙しいのよ。。いやマジで。

ファーストコールで話していた時は、今日中にお店の候補をLINEしよう、って思っていたかもしれないけど、「あっ、この書類読んでおかなくちゃ」とか、「仕事の〇〇してからにしよう」とか、「うわっ、さっき始めた洗濯物が乾燥まで終わった!畳まなきゃ!」とか(←最後のはどうでもよいかもだけど)。


実際にどうだったかは知らないけど、女性とのデートのお店探し&LINE送信なんて優先度の低いことを、後回しにしてしまうことは、全然ある。

そんなところで、催促されると、絶対めんどくさいと思う。


「いやいや、LINEを自分から送るだけで、催促なんてしないです。何なら、自分からお店の提案するし!」と思ったそこのあなた・・・


あなたはね、きっと「良い子」なんだと思う。
でも「良い子」は、婚活では(特に血で血を争うハイスペ争奪戦では)致命傷になるので気を付けて。

彼は、自分でお店を探すと言った。

自分の好きなお店を選びたかったのかもしれないし、カッコつけたかったのかもしれない。

とにかく、彼は「(素敵な)お店を探す」という手柄を立てるチャンスを握っていた訳ですよ。


重要なのは、

「(男性に)手柄、立てていただきましょう♡」

って図太く待っている方が、健気に自分でお店を探してLINEするより【分がいい】ってこと。


これ、すごく重要。
婚活は『確率』です。「これをすれば絶対に正解」って答えはないのよ。でも、AとBでどちらが「正解できる確率が高いか」つまり『分がいいか』っていうのはある。絶対ある。

最後に勝つには、『分がいい選択肢を重ねていく』のが正解なんです。


よく、Twitterとかで「〇〇した方がいい」とか「〇〇はダメ」って言うと「私はそうじゃないです by 自称ハイスペ男子」とか、「私はそうしなくても結婚できました by 自称ハイスペ婚した女子」とかが出て来るのですが、あくまでも、『確率』『可能性』の話をしているの。

28才と38才、ハイスペ婚しやすいのは28才です。
ハイスペ婚出来る確率が高いのは28才です。

でも、28才でもハイスペ婚出来ない人もいるし、38才でもハイスペ婚出来る人もいる。そこで、「私は38才でハイスペ婚しました」って言われても・・・

だから、28才より38才で婚活した方がハイスペ婚しやすいよ!

とはならない訳です。話がだいぶずれましたが、自分からLINEを送ってしまうと、少なくとも相手は・・・「あ~、LINEするの忘れてた!(あぁ~やらかしてしまった)」ってなりますよね。「LINEしてなくて、ごめんね」って送らなければいけなくなりますよね?


相手が謝らなければいけない様な状況は作っちゃダメ
(=気まずい思いをさせちゃダメ)

相手が得意げになれる様な状況を作って行く
(=相手がドヤれる状況を作ってあげるのが◎)


注:相談所での仮交際1回目って「会わないと違約金(よほどのことがないと会わずに終了しない)」じゃない?だからっていうのは大きいです。これ、もしアプリとかで『自然消滅』が全然ありそうな状況なら、自分からLINEしていたと思う。


でね、放置した結果、3日後?4日後?よく覚えていないけど、レストランの候補がびっしり書かれたLINEが送られてきました。

【LINE本文はこんな感じ】
こんにちは!
お店ですが、アクセスしやすいって言っていた銀座・丸の内付近で探してみました!行きたいところを教えて下さい、予約しておきます。席が空いていない可能性もあるので、第三希望くらいまで教えてもらえると助かります!

①XXXX お店URL(コメント)
②XXXXX お店URL(コメント)




という感じで、お店のURLが8個位記載されていました。

はい、お返事はどんな感じに返しますか?




私は、こんな感じの返信をしました(趣旨のみ):

〇〇さん、ありがとうございます!
お忙しい中、素敵なお店をたくさん探して下さって嬉しいです。

どこも気になって迷ってしまうのですが(贅沢過ぎる悩み♡)、XXXに行ってみたいです!
XXXXもすごく魅かれているので、そこが第二希望です。あとは、XXX(第三希望)、XXX(第4希望?)も実は前から気になっていたお店なんです!

予約、お願いしちゃってもよろしいでしょうか。
何から何まで甘えてしまって。。
〇〇さんにお会いできるのを楽しみにしています!


一応解説をすると

①「代わりに予約しておきますよ」は言わない:
これね、よく「お店を探してくれたから、予約は私が」って考える人もいるかと思うのですが・・・

(ハイスペ氏の場合は特に)
・アメックス(カード会社)のコンシェルジュに予約してもらう可能性
・何らかのメンバーシップを利用したい可能性
・こだわりリクエスト(個室とか、窓際とか、苦手な食材とか)をしたい可能性

等々を考えると、勝手に予約しちゃうのはリスキーだと思っています。


変に気を遣って「(予約の)手柄を横取り」してしまうより、

彼に任せて、ちょっとオーバーリアクションでウキウキ喜んだ方が、絶対可愛い!(と思ってもらえる確率が高い)


「お礼に、次は私が・・・」って言いやすいしね。
※敢えて借りを作って「お礼に」「お返しに」と、次回は自分から誘いやすい状況を作る、っていうのも大事な仕込みです。


②相手の負担を最大限減らす:
実はお店は、彼から送られてきたURLから「ネット予約できるか」「空席があるか」をチェックして、希望を出しています。ネット予約できるところの方が、忙しいハイスペには圧倒的に便利。しかも、「空いてない~」ってなると、テンション下がるし。

ネットでサクッと予約して「第一希望のお店、予約取れたよ」って、(簡単に)ドヤ顔させてあげられるように仕向ける。これ、結構重要です。


何故か、この人とはタイミングが合うな
何故か、この人といるとスムーズに運よく事が運ぶな
何故か、この人といると色んなことの調子がいいな


そう思わせる為に、どれだけの気配り・根回し・偶然を装った策略を巡らしているか・・・


って言うと大げさだけど、やっている人はやっています。

そして大事なのは、決して裏側を見せないこと。

真面目な婚活女子は、「私はこんなに頑張ってあなたに合わせていますよ」っていうのをアピールしたがるんだけど、それをしちゃうと、「格下認定」されてしまいます。

「影の努力は見せない」

それでこそ、効き目があるのです。


(ハイスペ男子って、(仕事では)ここまでやっている人が結構いる。そういう人には、こちらの影の努力が何となく伝わっていたりして、そこではじめて「ああ、あなたはこっち側の人間だね」って思ってもらえるのです。)



因みにこれは(LINEの返信含めて)、私は全部仕事で学びました。
できる「営業職」の気配りって、恐ろしいんですよ?
私は営業職ではなかったけど、横で見て「こわ~」って思っていました。

「バリキャリさんは、仕事で培ったスキルやノウハウを婚活に応用してね」といつも言っているのはこういうことです。



最後におまけ:
「予約しますね。19時で大丈夫ですか?」
への返事なら・・・(私は)


「はい、ありがとうございます!何から何まで甘えてしまって(絵文字)すっごく楽しみにしています☆」かな。


婚活中は
「甘えてしまって」
「頼ってばかりで」
を意識的に使っていました。


だって私は・・・

『可愛げのないバリキャリ』

ですからねっ。ふふふ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?